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[00:02.57]眠りの诱ひ
[00:07.36]おやすみ   やさしい颜した娘たち
[00:13.25]おやすみ   やはらかな黒い髪を编んで
[00:20.09]おまへらの枕もとに
[00:21.65]胡桃色にともされた烛台のまはりには
[00:26.26]快活な何かが宿つてゐる
[00:30.46]（世界中はさらさらと粉の雪）
[00:37.04]私はいつまでもうたつてゐてあげよう
[00:42.31]私はくらい窓の外に   さうして窓のうちに
[00:48.67]それから   眠りのうちに   おまへらの梦のおくに
[00:56.24]それから   くりかへしくりかへして
[01:02.73] うたつてゐてあげよう
[01:07.97]ともし火のやうに
[01:10.70]风のやうに   星のやうに
[01:16.76]私の声はひとふしにあちらこちらと……
[01:24.36]するとおまへらは   林檎の白い花が咲き
[01:29.33]ちいさい绿の実を结び
[01:32.88]それが快い速さで赤く熟れるのを
[01:37.37]短い间に   眠りながら   见たりするであらう