[00:00.000] [00:26.750]灰色の雲に包まれる [00:30.640]世界の天地が消えるように [00:34.280]肌を撫でる 濡れた手のひら [00:38.340]人々は天を仰いだ [00:42.380] [00:42.630]にわかに零れた夕立が [00:46.700]深い青色に溶けてゆく [00:50.350]雲が剥がれ そこにかがやく [00:54.360]その色は鏡のように [00:58.400] [00:58.410](声とともに空へ届く) [01:02.050]輪廻の証に [01:04.980](空を埋めて帰ってくる) [01:08.710]手を広げて [01:11.150] [01:11.660]そして空と海がつながって [01:16.030]今その狭間 窓越しに見る [01:19.870]その燃えるような人々の [01:23.990]眼差しに揺れて 青く [01:30.390] [01:51.060]恐れも憂いも見えないが [01:54.970]空には曇りがよく見える [01:58.660]それはきっと星の息継ぎ [02:02.620]その音に耳を澄ませて [02:06.730] [02:06.740](常識に隠れた神秘) [02:10.330]私の知らない [02:13.560](当然を疑うのは) [02:16.970]少し怖い [02:20.470] [02:21.180]そして空と海がつながって [02:26.400]今その狭間 雨に打たれて [02:30.400]何故 聞こえないはずの声を [02:34.320]この耳で聴いている [02:38.190] [02:38.340]やがて空と海の切れ間には [02:42.260]ただ日常と現実がある [02:46.290]ふと左肩に気がつけば [02:50.270]君がいる 私の世界 [02:54.960] [02:54.970](天地を彩る青色) [02:58.370](また雨は降るだろう) [03:02.700](心に叫びが聞こえる) [03:06.250](そう 生きているように)