[00:00.000] [00:17.610]柔らかな木漏れ日の中あなたいつも [00:27.990]優しく私の髪をその手で束ねてくれた [00:39.950]それが私の胸を締め付けることも [00:47.250](嬉しいはずなのに) [00:51.640]きっとあなたは知らないの [00:56.650] [00:56.900]触れ方も声も笑う仕種も [01:02.400]全部眩しすぎて [01:08.300]どんなに近くても自分の意思では [01:17.435]見つめることすら叶わない [01:20.300]この魔法仕掛けの体では [01:26.220]私の想い募らせることしかできないから [01:33.450] [01:43.360]花びらがひらり一片舞い降りてきて [01:53.700]あなたの小さな手の平に収もっていくのを [02:05.700]まるで自分みたいだんて感じたの [02:13.100](あなたどの出会いは) [02:17.160]ただの偶然でしかない [02:22.150] [02:22.400]もしここで花びらが風に吹かれて [02:28.060]その手離れたって [02:33.860]私の両足はあなたの元まで [02:43.064]私を運んでくれはしないの [02:47.351]魔法が解けて物言わぬ [02:51.900]ただの抜け殼になる時がきて瞳閉じても [02:57.750] [02:57.760](私があなたへと残せるものなんか) [03:08.900](片手で数えるほども無いよ) [03:16.770](こんなにもたくさんもらってるのに) [03:26.150] [03:26.160]温かい涙の粒も流せないなんて(嗚呼 愛しい人よ) [03:39.550] [03:39.560]最初から解っていた事実がまだ [03:48.480]茨のように絡めついて [03:52.217]体中に滲む痛みを受け入れられない [03:59.850]受け入れられるはずないよ [04:03.710]もう溢れそうな感情を乘せる [04:11.380]声さえ出す術を知らない [04:14.580]いつしかあなたが朽ち果てるその時までは [04:22.700]せめて側に在り続けていたい