作词:鹿乃 作曲:鹿乃 编曲:Coch 見抜かれた真実はあまりに醜いのに なんてことのないように君は笑うんだ 余裕だらけその顔に何も言い返せない 自分自身にイラついて一人目を伏せた 「君なんか嫌いだ」と冷めたように 投げ出した言葉が僕自身を嘲(あざけ)るんだ ああ あの夏に ただ消えてしまえたら ああ 今なら君は笑うかな? そっと瞬いた 色のない日常に 変われなかったままの僕で そうさ今もまだ 苦笑いしかできない これじゃ君に敵わない … 満たされない現実はあまりに美しくて 色褪せゆく記憶(きせき)を思い出に変える 不安だらけの世界で何を追いかけよう? 動き出す心に明かりを灯して 「一人きりじゃ歩けない」なんて言ったけど これじゃだめなんだと響く心 まだ抱きしめて … もう誤魔化しきれないと零(こぼ)れ落ちた涙 俯(うつむ)いて話す君に仕返ししてやる 「何だそんなことで泣いてんの」 笑い飛ばし手を取ろう なんて … まだ君に届くかな? ああ 今なら君は笑うかな? たったそれだけさ 何もない日常に 変われたなんて思わないさ そっと触れる君 「変わらないね」なんて言って 僕の手を握り返した そうさ今もまだ苦笑いしかできない これじゃ君に敵わない