[00:41.247] ここは繋がったままの [00:48.658] 瞼 [00:50.704] 閉じたら開いた扉 [00:58.188] 空すら吸い込む [01:03.338] ふざけた [01:05.271] 電飾の渦も届かない場所 [01:13.192] [01:13.393] したり顔のまま出てきてよ [01:21.004] 君に会いにきた [01:24.667] いつか、あなたに来た手紙と [01:37.377] [01:37.538] 浅い眠りを泳ぎだした二人 [01:52.233] 身を捩る夢の中 体を抜けてゆく [02:04.142] [02:04.303] 春の歌が聞こえるまで [02:12.498] お前は [02:16.563] 忘れて [02:20.662] 笑ってるんだ [02:25.486] 壊れた鏡を並べて [02:32.280] 誰か喋り出すの [02:37.586] 肌の下 目眩の徒然を、 [02:42.572] 針狂す指が星を結わえたことも [02:57.090] [02:57.332] 鞄の中は散らかったままで [03:04.933] 霧が晴れてしまって [03:29.235] [03:29.437] 諄い雨音に [03:35.593] 過ぎたまんまの春が聴こえてきても [03:45.200] さあ行こう、息解くよ [03:51.760] こんなにも瓦落多に寄りかかった [04:00.249] 騒がしい街が今更振り向いて [04:07.845] 君の名前を呼び出すけれど [04:14.720] 何も覚えてないふりをして [04:21.160] [04:21.361] 「ねえ昨日が壊れても何も怖くない?」 [04:32.937] 頼りなく嘲笑った夜の底に [04:46.009] 鍵を落としてしまっても僕が繰り返す [04:56.508] いつかの雨も届かぬように [05:04.113] [05:04.314] きっと花雲の白い胸に波は寄せて [05:21.774] 頬を冷やすひび割れた風と溶けて流れだせ [05:51.894] [05:52.054] ここは [05:54.631] 繋がった瞼 [05:59.534] いつか誰かが閉ざした扉