今、わたしを捉える 悲しい物語の ゆくえ その続きは 見つけられず 眩く夜空に映る 恒星の光 あなたの道を 照らしている ここにはもう届かない 温もりの記憶 置き去りのからだと 抜け殻のこころ ただ、逸れてゆく 軌道をなぞることしか できないのなら この心を 止めてほしい ねえ こころを止めて 光のない 遠い星の まぼろしの誓いだけが ただ、時を刻み 乾いたこころを 疼かせる 逃れられぬ想いなら 風に響かせて その振動が 熱を放つなら 周回軌道をそれた 星屑の孤独な旅立ちは 誰も知らぬ 闇の中へ ねえ、痛みを抱いて なにを望む? 果ての星で なぜ悲しい目で 私を見るの? なぜ許しを請うの? 流れては 溢れ出す 涙は? 今、この心を 縛りつけ 囚える あなたは、物語 その続きも 見つけられず ねえ 私もいつか 忘れられる? 過去の誓い ねえ(周回軌道を逸れた) 記憶を消して(星たちのかなしい) かなしみだけ(運命は) 今に続く ねえ あなたもいつか 思い出して 遠い星を