積み重ねた言の葉の粒 角度を変えて音を鳴らす 届かないとわからないまま 割れたガラスを拾い集めていた 何も知らずに居られたのなら いつまでも変わることなく 透明なまま終わらない夢を泳ぎ続けていた 偽りのない胸を砕いて 誓いさえ捨ててしまっても 真実という伝わらないものなんて誰も語らない 迂闊な喉の奥に潜んで 汚しても気付かないなら 削ぎ落としていく 傷まない心には流されない 交わりのない広い世界に 始まりを繰り返すだけ 真実という報われないものなんて私は要らない 「何も知らずに居られたのなら」 いつまでも変わることなく 透明なまま終わらない夢を想い続けている 偽りのない胸を抱いて 温度さえ振り払っていく 運命という愛しい奇跡だって今は祈らない Inside out, but now...