昔話 聴かせてよ ねぇ 誰も知らない真実を 歯車の軋むその前に 罪 無き 夢を 人は 何故に いつの時代も 神を夢見てやまないのか ただ治したかった 少女の微笑みは 消える 消える もうすぐに もう踏み入れるしかないんだ 汚れた両腕は こんな方法でしか 君を救う術はなく 実る 想い 罪深く 悲しい顔をしないでよ ねぇ 私は何処にもいけない それでもいいの 幸せを 少女の夢を トクリ トクリ 動け 動け グスコーブドリは涙 流す 叶わないことばかり 届かないものばかり 人はそれでも夢見て 歯車は悲鳴を上げる 捧げた代償は 世界を覆す 何を以って贖うと 響く 言葉 けんもほろろ ただ治したかった 少女の幸せは 此処に 此処に 用意して ほら こんなに美しいんだ 捧げた終生は 間違ってなんかない そう言い聞かせた今際に 響く 言葉 誰のもの