窓の外に浮かんだ 向日葵の花の夢 キラキラ光ってみえる 水たまりの真ん中 たゆたう花びらから 微睡む甘い香り フワフワそよぐ風に 僕の鼓動は高鳴る ゆるやかに 身を任せても 思いを馳せても 生きてるのか 死んでいるのか そんなことさえ 忘れてく 夕闇に覆われた 春過ぎて雨の中 ポツポツと傘を打つ 音だけが鳴り響く 街灯も見あたらず 足元もおぼつかず フラフラ揺れる波に 静寂は訪れない おだやかに 何かが変わる 願う前触れは 晴れてるのか 曇ってるのか そんなことさえ 分からない