どうかどうかと願うばかり 忘れさることしか 術を知らないから 突き刺さる言葉 投げてしまった 背丈よりも高い草原の二人は いつの間にかはぐれたんだ 日は沈み 嫌いなのは自分自身で その残照 押し付けたの 明日になれば さよならだね 今夜 言えなかった言葉を 篝火から伝わる熱 もう少し温めてと願うばかり 黄金に染まった 草原の記憶は 鳥たちの目には ちっぽっけだよね そして少し君が羨ましいのかな 鳥かごなんて最初から なかったよ 認められることでしかきっと 君のことを繋げないと 明日になれば さよならだね 何も変わらない日常に 君の姿を探すんだ 今さら意味が分って嘆くんだ 同じ空の下 ただそれだけ 明日になれば さよならだね 今夜もきっと言えないまま 篝火から遠ざかって 涙 悟られないようにするばかり どうかどうかと願うばかり