[00:03.90]揺れる頭、鳴り響く。 [00:08.00]サイレンが強く痛みを増して。 [00:13.40]だから夢が。 [00:16.10]だから君は。 [00:18.30]理由はあたしにあるんだよね。 [00:46.20]頭の中でノイズが光って、 [00:48.55]消えてまた見えたりを繰り返して。 [00:51.70]でもあなたの光が見えなくて。 [00:54.20]愛おしいほどに掴みたくて。 [00:57.00]景色が隠してた花の香りが、 [00:59.80]体にまとわりついたりした。 [01:03.10]街灯が嫌味に感じたりした。 [01:05.30]日々を、毎日を、反復した。 [01:08.10]汚れた街。 [01:10.85]ネオンを進む人の影は、 [01:13.15]海底と変わらぬ景色だった。 [01:15.50]人と魚の違いだけだったんだから。 [01:19.30]それにも関わらず、 [01:20.50]あなたが唯一の人に見られたのはさ、 [01:23.90]ほんのわずかな [01:25.90]いたずらだったのかななんて。 [01:31.90]あなたの声が耳を過ぎていって。 [01:37.45]姿は地面もすり抜けて。 [01:42.90]あなたと話がしてみたいよ。 [01:48.35]どちらにせよ、脈はないけれどね。 [02:35.40]あなたは今、 [02:37.45]自分で自分を捨てようとした。 [02:40.50]あたしから見たらそれは、 [02:42.80]もったいないことばかりで。 [02:45.90]あたしからしたら生きてることは [02:48.80]素晴らしいことでしかなくて。 [02:51.20]後ろを向いてもいいから。 [02:53.85]それだけで輝いているんだから。 [02:57.20]ネオンがうるさいこの街と、 [02:59.50]波がたゆたうあの海では、 [03:02.60]対等になんか扱えないけど、 [03:05.20]あなたがいるから。 [03:08.00]あなたは自分が嫌かもしれないけど、 [03:11.60]あたしはそばで見持っているから。 [03:16.10]1秒でも生きてほしいの。