不条理な夢に魅せられて 乖離した此の世界 何時のことでしょう 悼みから抜け出す策探し 手放すには遅くて待ち受けてる未来 是は罰なのか? 霞む記憶 予感 ―― 誰かのあなたを 早く去ってよ 兎角月を視て 病まない心へ 名もなき感情 汚れなき思い出だけ 体中駆け廻って 黒い疵よ、光に変われ尊く 噫、其れらは仮想現実。 独り歩ぎ噂だけ 手招いて嘲笑ってる 誰の物でしょう。 魘されて何度も息を止め 綺麗に消えて溶ける頑なな邪心が 殻を破り捨て此処で生まれ 堕ちる ――― 次なる私へ 哀しい、本当は⋯あの天の嘘に 今日も翻弄され虚像演じている 埋まらない喪失感 蝕んだ悪足掻きは 伺処だろうと、潰えぬ傷罗叫び 嗚呼、此の世は絵空事の様 幾度、過ぎても 薄れていくなら 巧く進めず 影に焦がれてる 穢れなき追憶など 永遠に葬り去る 上も下も解らず飛んで行くわ 噫、逆転。火葬現実。