同じ《幻想》を貪る少女 鮮血と快楽を求め 心通じ合うから 身体に取り憑いた 魂さえ縛り付けられ 鎖に繫がれた少女は 悲痛な叫びを上げ 怯え許しを乞うた 揺れる世界二人きり 永遠に続くと信じてた 機械の天使が邪魔をして 未来を壊した 鍵を掛けた人生の中 悪夢のような記憶 遂に出会った 本心で 分かり合える友達 羽ばたいて 縛り付けて この翼が 私の鎖が 空に放つ閃き 襲う 翳す 喘ぐ 握る この信念に 奔る 背く 背負う 火花を散らす 揺るがぬ決意の果てに...... この世界の摂理を乱す 凍りつく笑顔の《悪霊》 時計の針を戻し 過去を覗き込んだ 纏う罪の影に隠れた 悲しみと狂気の軌跡が 無垢な女王の心を 鮮血に染め上げた 暴く世界 鮮烈に 幕を下ろした追想は 機械の翼を軋ませて 胸がさわっいた 鍵が掛かる頭の中で ある筈のない《既視感》 制御できない感情が 押し寄せてくる前に 時を越え 導かれて この記憶が 私の心が 空べ穿つ煌さ 塞く 穢す 拒む 刻む この激情に 描く 願う 歌う その衝動を 宿した殺意の果で..... どんな形でも良いと 愛を求めていた 理解が出来ず溢れる心 もら止まらないから 羽ばたいて 縛り付けて この翼が 私の鎖が 空に放つ閃き 襲う 翳す 喘ぐ 握る この信念に 叫ぶ 叫ぶ 戻す 時計の針を 記憶に閉じ込めた....... 悪霊から開放された 哀れな少女の手を 神の元へと導いて やがで天使どなった 過去を彷徨う永遠に 血塗られた運命を......