遥かなる神の住む空花と歌声の楽園 笑顔溢れる天使たち そこで刻を奏でた《時刻神(兄)》と《時間神(弟)》 ずっとずっと 二人で一つでした 幼い兄弟 嘘や穢れを知らずに 光に包まれ歌った 天真爛漫な兄と物静かな弟は 自由に空翔けた 天使として育てられた 本当の姿を隠されて 神の下で花を集め続け 過ごして来た 二人で笑い合う幸せな日々が このまま続いて行くと 迷わず信じてるから 歌うよ [ずっと一緒だよ この先何があろうとも 交わす約束 どこまでも響かせよう 君との歌を その日も変わらず 集めた花を手渡す 神様が静かに囁く [永遠に二人共に居られる魔法がある 連れて来られた暗い施設 初めて感じた恐怖に震え [準備ができた これで一緒だよ 二つの魂が閉じ込められた 大きな時計の杖は 時空を覗く能力を宿した 過去の記憶へ 心を閉じ込め 永遠に夢の世界へ どこまでも巻き戻そう 時計の針を 長い針と短い針 二人で刻み続けた 交わらない別々の時間で もう戻れないから…… 二人で笑い合う幸せな日々が このまま続いてゆくと 迷わず信じてたから 歌うよ [ずっと一緒だよ いつでも刻み続く 君との《未来》を……