空が落ちて 騒ぎ出した 世界の片隅で 静がに藍を織り成す糸 生命縫いとめて いまこうして 生まれ変わる ふたりの運命は 朽ち果て消えゆくその日まで たとえ苦しんでも いまは見えなくても 熱を帯びて 壊れた町は 昼と夜の 狭間を暈す あの日 君は 右手を揭げ 高く振った 見え無くなるまで 彷徨い 悩んで 辿り着いた在り処 現世の幻影 飛ばせ 消えゆく果てへ 撃ち抜いた暗黒も 忘れ去り 眠れ いま再び 巡り会えた 世界の傍らで いつかは藍に変わるからと 空を抱きしめて またこうして 走り出した ふたりの運命は 朽ち果て消えゆくその日まで たとえ失っても いまは遠すぎても