作词 : 吉元由美 作曲 : 河合奈保子 薄紅(うすくれない)の 花が散る夜の 人恋しさは 苦しみめいて 花宵闇を胸に引き寄せて 狂おしい命を 慰める 変わらない 愛を求めることは 哀しみを探す ことですか 桜の闇に振り向けば 美しすぎる夢の 嘆きよ 桜の闇に振り向けば 水晶(ガラス)の毬を少女らがつく 春の重さを耐えられぬように 散りゆく命 見送りながら 儚さ見知る恋の激しさを 息を潜め照らす 花篝 叶わない 愛を追いかけるのは 切なさが好きなせいですか 桜の闇に振り向けば 自分の背中見える 気がして 桜の闇に振り向けば 心に残る幻(ゆめ)のひとひら 桜の闇に振り向けば 自分の背中見える 気がして 桜の闇に振り向けば 心に残る幻(ゆめ)のひとひら