[00:03.939]反町と共に [00:06.193]大都会のノイズの中で [00:07.945]少年は生きた [00:11.448]孤独から解放された代償は [00:14.446]血なまぐさい世界でも [00:15.944]戦いの日々だったが [00:18.697]彼はそれで満足だった [00:23.444]まるで、これまでの人生に [00:25.441]欠けていたものを [00:27.438]取り返そうとでもするかもよ [00:31.443]反町をしたい [00:33.940]そして、多くのことを学んだ [00:42.439]生まれて初めての笑顔 [00:46.198]それを見せたのも [00:48.199]この時だった [00:52.193]敵対する組織との抗争で [00:54.943]反町とともに [00:56.198]数十人の叩きのめした後に [00:59.947]二人は顔を見に合わせて [01:03.698]にっと笑あったんだ [01:08.445]この至福の瞬間に [01:11.698]彼の耳に届いていた音は [01:15.192]周りに倒れる敵の呻き声だった [01:19.440]だから [01:23.691]その日以来彼は [01:26.940]誰かのあげる呻き声が好きになった [01:34.940]そして [01:36.948]少年は大人になった [01:41.441]彼を取り巻く音は [01:43.950]相変わらず [01:45.693]大都会の汚れきったノイズと [01:49.199]敵いり道だ呻き声だけだった [01:53.945]それにすがって行けば行くほど [01:57.198]自分の居場所は [01:58.450]ここにしかないと思うんだった [02:02.444]彼はもう、孤独ではなかった [02:08.193]この時間が永遠に続くと [02:11.442]そう考えていた [02:16.192]だが [02:18.942]あの日 [02:23.947]「そりまちは 死んだ」 [02:31.192]それを聞いた瞬間を [02:34.199]彼の中から [02:36.950]都会のノイズわ全てきおせ [02:39.946]その後に残ったのは [02:42.699]彼自身の発する [02:44.450]別人のような声だけだった [02:56.700]おおやさんよ [02:59.696]良くも反町の兄貴をはめてくれたら [03:05.441]覚悟はできてんのか [03:10.944]兄貴はよー [03:13.697]俺の左の拳を褒めてくれたんだ [03:23.194]こいつって今 [03:25.944]ぶっ殺してやるからなあ