作词 : shuriken 作曲 : N+   受け継げ 連れてってくれ 慰霊碑へ 聞き返して   夢喰いと人斬り 忍ぶる道に さてと見渡す限り 雨降りの化粧   心根をひとつき 云うに一の太刀 確かなものなどない 迷いだす青銅 無意識下での羅針盤   からかうな 咽せる胸と濡れる腕 邪屋 その場には何が待つとか 逆らえば 苦しかろう 消えないように世界ごと 詩で回想しなよ坊や 切り貼りの行き先には精霊様   荒れ果て焦げ尽くして 樹齢 樹齢 お別れだね   深入りの白鷺 立てば見事に 闇 ときにどちらまで? つきまとうでしょう   雨どいの暗さに肩まで浸るほどに 夜を更かして出来上がる結晶よ 毎夜キィキィ鳴く車輪は   底までねぇ覗かせてよ 爪先からうなじへ 冬を耐えてこその春と 弔い業の薙刀 獏の褒美 100度の地に 日々の微粒子を集め 見せてくれ 貴様の描く理想とやら   名残惜しいと泣きなさい 錯乱の夜叉を飼い 掏り替えられた記憶なら 付け足しようもないから 蔦の根のように這う汗 まるで虫唾の走り 悲しいかい 悲しいよね もう最後よ   いつかまたここに あの時の君のメロディー 瞼裏側に桃源郷の投影法 心 穏やかに 観劇後の胸騒ぎ 天は笑わない 水はただ柔らかい 人の内側に夢が賑わう