叶わぬ夢と 良く似た色で 隠す痛みを 隠す追憶 沈めたはずの 歌が何度も 浮かんで響く 大空へ 星よ 教えて 間に合うように 噛み合わない 時間を 今 思い返せば いい想い出だったね なんて言い合う 二人はもういない だけと いつかの 君が 僕のそばに まるで 色の無い 花が咲くように 横たわっている 雑音(ノイズ)混じりの 夢と知ってたけど 伝えたいこと 伝えたいのに 涙しか 涙しか 出てこない ごめんね 祈りは夢を かき消す色で まるで黄昏 明ける夕暮れ 二つの翳に 歌は溶けてく この手に 何も残せずに 月よ 照らして もう迷わぬように 帰るべき場所も ないけど 違う景色を 探しにゆこう なんて笑った 二人が懐かしい あの日 いつかの 君が 僕のそばで 弱すぎる 僕を 励ますように 笑ってくれていた 不協和音(ノイズ)だらけの 日々を壊せたなら 何もいらない はずだったのに 何もかも 何もかも だめだった ごめんね 君を忘れないと 叫んだあの夜空の色を ずっと 大事に生きていたかった (幽かに 崩れて 独り 歌うは 時雨の 暁) 歩む旅路と 死の香り だけと いつかの 君が 僕のそばに まるで 色の無い 花が咲くように 横たわっている 理想(ノイズ)まみれの 噓へ沈んでゆく 君が笑えば 僕は哀しい 痛みまで 痛みまで 愛せない ごめんね