[00:01.73]朝凪にうなされて [00:06.47]怨色空を見上げた [00:10.75]「どこに行こうかな」呟いて [00:16.07]行先など無いのに [00:21.22]どこかであなたは今 [00:26.05]夏に怯えてるかな [00:30.43]「これでいいんだよ」言い聞かせ [00:35.70]方蔭 身潜めた [00:40.42]そうさ僕らが手にした痛みは [00:43.08]救われることもなく刻まれ [00:45.73]叫んでも蝉の声に掻き消される [00:50.56]夢にまで見たあなたと恋に落ちたはずなのに [00:54.89]なんでだろう うまく笑えないや [01:00.18]伝えたい気持ち噛みしめ口に出す度に [01:04.71]狂おしいほどこの気持ちが胸を締め付ける [01:09.95]大人になってあの日のことも忘れ去ったのに [01:14.45]おかしいな 涙止まらないや [01:19.82]夏の果て燈涼しさも消えて空に弾けた [01:24.68]茜色の音は気に入らないや [01:46.34]夏に囚われて 明日が怖くて [01:51.02]何も見えなくて 打ちひしがれてた [01:55.89]それでも僕らは 生きるしかなくて [02:01.28]茜空に光る星 [02:03.73]夕凪の中手を伸ばした [02:28.49]夏掛けの日々に染まる群青 夢のまた夢 [02:32.88]最初からわかってたはずなのに [02:38.18]気づかれぬように背伸びして笑ってみると [02:42.73]空から降る 茜音色がこの地球みたいに [02:51.91]夢にまで見たあなたとの毎日に「ありがとう」 [02:55.68]心から大好きって叫んだ [03:01.02]伝わらないなら伝わるまでぶつけてやれ [03:05.47]夏の夜も蝉の声も全部吹き飛ばせ [03:10.83]鍵をかけて閉じ込めた後悔にも「さようなら」 [03:15.21]あなたにはわからないだろうけど [03:20.60]夏の果て燈涼しさも消えて空に弾けた [03:25.51]茜色の音は気にならないや [03:30.76]朝凪にうなされて [03:35.42]ひとり空を見上げた [03:39.76]「どこに行こうかな」呟いて [03:45.06]未来へ歩を進めた