作词 : シャノン 作曲 : シャノン 廃材と寧日 場末を 彷徨って いた 君を 拾ったんだ 曇天の 向こう には 果てしない 青があると おとぎ 話めいた のさ 君の手を引いて 廃都市を歩いた 「次は 何が 見たい?」 青む空も 知らないままの 君を連れて どこへ行こう 通り過ぎて ゆけ 最愛の歌よ ゆくべき 先を 訪ねる ように この世界に 花を手向ける ように 逢魔の一刻を 亡き 者たちと 踊ろうか やがて 来るべき 別れの 日の為に 終末と夕日 君は 大きく なった 曇天の 向こう 側 果てしない 青が見たいと 君は 歩き出した のさ 「廃都市を 東へ 平原の更なる 奥地へゆけ が鳴る冬季 雷に跨って あの積乱 雲を目指せ」 通り過ぎて ゆけ 最愛の歌よ ゆくべき 先を 訪ねる ように この世界に 旗を立てる ように 逢魔の一刻を 亡き 者たちと 共にゆけ やがて 来るべき 別れを 愛していよう 君を 愛していた 証は この世界に 君がいないことさ 溢れる歌声よ 過ぎてゆけ あの見送った 日々を洗い流せ 君を 愛していた 証と 愛し 切れなかった 痕跡は やがて来るべき 贖いの日を 待っていた 「そろそろ 僕の番だ」 通り 過ぎて ゆけ 通り過ぎて ゆこう 最愛の街を ゆくべき 先を 訪ねる ように この世界の 果てを見に ゆこう 十一の餞別を 手に もう一度旅に 出よう やがて 来たるべき 孤独の 青へ向かう