もう、疲れたの 誰かの嗤い声が響いた 幸せな笑顔に心は軋む 家の明かり 暖炉の火 聖なる夜に その全てを いつでも遠くから見てた 哀れみの視線だけ背中に受けながら 路地裏を歩いた 祈りを捧げたって願いなど叶わない! 揺らぐ視界では明日さえ見えない! 凍るような空の下 マッチを売り彷徨った 微かな望みを抱く度冷めてゆくの あぁ 憧れはいつでも煙の向こう 知らないでしょう? あなたを ずっと見てた事 そのドレスも リボンも ...とても素敵ね。 かじかむ手に残った マッチを握り 今すぐ会いに行きましょう 美しすぎるあなたが愛おしく妬ましい! 心の底から凍えそう もう嫌なの!! あなたの様になれたらきっと違う道だった 救われないのに希望なんて意味が無いわ 消えそうなこの命を 吹き消してよその唇で あなたに駆け寄ったら最期の火を渡すの 綺麗なその瞳に私はどう映るの? ずっと抱いていたこの想い、解って!? 一度だけ抱きしめて それから手を放すの 終わらせて欲しい泣かないで お願い!!! 後悔の鐘は鳴るわ