どうでもいいや、もうわたしなんて つぶやいて石ころ蹴飛ばしてんだ 白けた気分が隅っこに棲(す)んで アタマの中から離れない 振り返る夕暮れ オレンジの思い出を思い出す ふいによく見た後ろ姿が蘇る 恋閃繚乱 ヒカリ湛(たた)えた カケラたちよ 砕け散って 天空高く 舞い上がれ 鏡の中じゃ、情けない表情 うつむくわたしを見ないで頂戴 イカれた記憶も踏みつけちゃえば 明日へ向かう糧(かて)にはなる 変わらない景色の 鮮やかな季節はもう過ぎた 春がまた微笑みをくれるその時まで 恋閃繚乱 イノチを懸けた 戦士たちよ 恋を忘れ また強くなる いつの日か 恋閃繚乱 ヒカリ湛(たた)えた カケラたちよ 砕け散って 天空高く 舞い上がれ 五月雨(さみだれ)は降り出し やがて熱き想いも醒めてく 頬を伝い落ちるのは雨粒?それとも… 恋閃繚乱 イノチを懸けた 戦士たちよ 恋を忘れ また強くなる いつの日か 恋閃繚乱 ヒカリ湛(たた)えた カケラたちよ 砕け散って 天空高く 舞い上がれ