[00:00.000] 作词 : 人間合格 [00:01.000] 作曲 : 人間合格 [00:16]寝ぼけ眼でふらふら歩いた [00:18]ハミガキ咥えて鏡の前に [00:20]何にもなれない僕が居てます [00:21]何だお前はと言ってます [00:23]ジリジリ肌が爛れていくみたいに [00:25]似たようなペースで存在の色が [00:27]薄く濁っていく気がしてるんだ [00:28]消えているようにも見えるんだ [00:30]ある時期はそれも人でした [00:34]でも尊大な自我と [00:36]見合わぬ非力さが [00:38]日に日に形を変えていき [00:41]醜い魔物と化しました [00:48]足音や喧騒  [00:49]空や流行の変化に [00:52]怯え暮らす日々は [00:54]蠢く文字の群れとあった [00:55]「無様な生き物」と [00:57]あんた揶揄したつもりでしょうが [00:59]他人の言い訳も [01:00]引きつった顔でこっち見てる [01:20]斜め上から見下ろすニュース [01:22]ゲラゲラ笑える不祥事ゴシップ [01:24]そんな自分がたまに辛いです [01:26]人の心がないからこうして [01:27]小さな鳥や物言えぬ犬に [01:29]しばしば感じるこの哀れみを [01:31]他人に向けていたんですか [01:33]気がついたら爪には血のような液が [01:35]まだまだ人に見えてますか [01:38]それとも興味もないですか [01:42]あなたの喉まで手を入れて [01:45]今言いかけたことを知れたらなぁ [01:53]足音や喧騒  [01:54]空や流行の変化に [01:56]怯え暮らす日々は [01:58]蠢く文字の群れとあった [02:00]「無様な生き物」と [02:01]あんた揶揄したつもりでしょうが [02:04]他人の言い訳も [02:05]引きつった顔でこっち見てる [02:08]決まったペースで指をカタカタと [02:10]ろくに読まれもしないのに続けた [02:14]失ったのは道徳と時間と [02:18]名前だけではないでしょう [02:30]そう足音や喧騒  [02:32]空や流行の変化に [02:34]怯え暮らす日々は [02:36]蠢く文字の群れとあった [02:38]「無様な生き物」と [02:39]あんた揶揄したつもりでしょうが [02:41]変わらない言い訳と [02:43]ちょっと向き合ってみたらどうなの [02:45]終わり