夢乃ゆき - ARIA 夢に見てた 待ち焦がれた 雪のように 煌めいた白い息 時が止まるような寒さも ねえ 暖かく思えるほど 伝わる手の温度 ふわりふわり ふり積もる雪 白と銀で できた世界を きみとふたり 歩く軌跡は いつか見た おとぎ話見たいだ 指先で地図する 二人だけの秘密で 赤くなる頬 ごまかすように 紡いで冬のアリア 振り向いた瞬間の 君の驚く顔が また見たいから 積もらせて恋心 夢に見てた 待ち焦がれた 雪のように 背伸びした 化粧して 赤いマフラーが色づく ほら かぶさったゆきみたいと 髪を撫でてからかうきみ さくりさくり 足跡つける サイズ違い ふたりの轍 リズムはまだ ちぐはぐだから 抱きしめて 鼓動の針合わせて あでやかに吹き付ける 風に乗せた願いは 星に届いて雪に変わって 今年も街を染める 叶わない約束は きっとどこにもないの 強がりじゃない 解けないで恋心 見あげた空 冬の星座 あの日二人で指差した 果てない輝きが 今も瞬くから 約束をしたいんだ またここで 指先で地図する 二人だけの秘密で 赤くなる頬 ごまかすように 紡いで冬のアリア 振り向いた瞬間の 君の驚く顔が また見たいから いつまでだって ここで待つから 積もらせて恋心 夢に見てた 待ち焦がれた 雪のように 降り積もって 融けてしまう 恋の季節