見えない意図が縦と横 すくわれるのは足下か心許か 見えない糸か天と地と 溢れかえるは想い出か悔し涙 冷たい闇の中瞳に映る碧 命持たぬ絡繰人形 ふわり微笑む 見えない糸か足と天と 握りしめるのは君の手か蜘蛛の糸か 見えない意図が心と目と 引き寄せるのは人の愛かメビウスの輪 声にならの「ワライ」 雑音に掻き消され 文字にならぬ「カンシ」 口のなかに...「チ」の味 知りたいけれど知りたくはない 知りたいけれど知りたくはない 囚われの僕らは 何処に向かう 望んだ明日は箱の外 囚われの僕らは 其処に向かう 滅びへのメロディ響かせて 声枯れてもこの空に叫べ 声にならの「オモイ」 雑音に掻き消され 文字にならぬ「ケイジ」 耳の奥に「ド」の音 止めたいけれど止められない 止めたいけれど止められない この旅の終わりが在のならば この道の想いが在のならば 囚われの僕らは 何を望む 壊れのかけらは箱の中 囚われの僕らは 其れを望む 歪なハーモニー響かせて 声枯れてもこの空に叫べ 壊れた世界囚われの僕ら