ねえ これから話すことは 君と僕の中だけの秘密にしよう 少し手を汚してもらうけれど いつか君も分かる日がくるよ だから疑問とか言うべきじゃないよ 「やれ」って言われたことだけやれ なんでじゃなくそういうもんなのよ 社会とは 大人とはunderstand? ここで生きて行こうと決めたから この人を信じると決めたから 言われたとおりのことをやるのさ たとえ誰か傷つくとしても 馬鹿な大人の手垢にまみれた夢をまだ強く握ったまま 心の声を何度も殺しては かろうじてまた蘇らせる smile smile smile 走り続ける背中は 日の輝きを夕に凌ぐような 流れ落ちる血も涙も充血のまま光の中へ駆け抜けて消えていた あの頃毎日思い描いていた 十年後に笑う約束は 鏡の前で今ただ立ち尽くしているこの人に何を問いかけて笑うのだろう ねえ 始めから そうなりたかったかと 聞かれたらなんて答えるの 大海原を優雅に泳ぐふりする水槽の魚のように もはや手遅れ何もできないとか 一生言ってろ お疲れ様 無様に跳ねたり転がりながら 僕らは年を重ねるんだuntil I die 旅立ちの日の夜明けに 振り返る景色のその中に 後悔したことの一つ二つが 日々の彩りになると思わないか 変わらないままの君も 変わり続けてくこの町も ここまで来れたと胸を張れるような 性懲りもなく明日を信じて生きている smile smile smile 走り続ける背中は 日の輝きを夕に凌ぐような 流れ落ちる血も涙も充血のまま光の中へ駆け抜けて消えていた あの頃何度も思い描いていた 十年後に笑う約束を 今も強く握りしめたまま生きている 性懲りもなく明日を信じて生きて行く