それは青い風の道に沈んでる 忘れ去られた回廊の傷跡 宵と凪の中で冷たく褪せた 生命の波を拍つ音 かすれゆく景色虚ろな森よ 今は孤独を甘く包んで 争いの中で夢を見たんだ 腕を抱き振り返るその先に あの青空は言葉もないまま 過去のように続いていた 神話が今もパロールの中で踊る 愛するものを狂わせるときが 邂逅の雨に満つるあの空で 声なき優しさを求め 回る世界で願いを叫ぶの 「天使が降りるまで私を消して」 涙の果てに夢を見るんだ あの日君と交わした約束を…… 記憶がいまだ壊れてないから 汚れた想い離れない 回る世界で願いを叫ぶの 今は孤独を甘く包んで あの青空は未来そのもの 永遠に続き壊されてゆくもの 旅路の果てにそう伝えよう 探し求める誰かに――! 争いの中で夢を見たんだ 疲れはてて眠る僕達へ あの青空が呟きかけると 新たな『道』が生まれてゆく