[00:26]夏の吐息を連れた [00:31]夕焼けのもと佇み [00:36]私はただ想いを馳せる [00:47]誰も居ない世界に [00:53]一人生き残る者の [00:57]罪を誰が嘲笑えるでしょうか [01:08]向日葵たちは応えることなく [01:18]紅く染まる頬に流れる涙を拭わずに歌い続けよう [01:31]触れられない右手はただ風の中を彷徨えるのだとしても [01:43]それはただ貴方の為に [02:30]過ぎた日の御伽噺 [02:36]叶えたいと願った [02:40]笑顔がただ欲しいだけなのに [02:51]生きてゆく事にさえも [02:58]酷く不器用な私は [03:02]ただ無力で為す術もなく [03:13]向日葵たちはただ小さく揺れた [03:22]夜の闇さえ科せられゆく過去の色を隠す事は出来ずに [03:35]触れたい左手が世界を穢さぬようそっと別れを告げた [03:47]願わくは貴方の為に [04:01]やがて光も影も檻の向こうに囚われて [04:13]車輪に押し潰されても気高きあの花のように [04:26]紅い空がいつか堕ちるその日までこの場所で歌い続けよう [04:39]揺るがぬ強さを胸に立ち上がれるその日まで歌い続けよう [04:51]それはただ貴方の為に [05:03]いつまでも貴方の為に