[00:22.980]「ね、おしえて あのひと どれくらい好きなの」 [00:33.540]「ええ それはもう 誰にもまけないくらい」 [00:43.500]「わたしもおなじよ」って 視線を泳がせた [00:49.520]その先、あのひと 今日も [00:54.910]窓の外の かわいい人を [00:59.500]見つめて ためいきついた [01:05.450] [01:05.710]はらはら舞い散る 花びらが肩に [01:11.250]そっと とまっている / [01:16.090]近くにいきたい [01:19.100]うらやましくて もっと 噂する [01:26.100] [01:37.660]図書室の 机の上に置かれている [01:48.150]水槽をでれない 金魚がふたり [01:58.260]綺麗な装いで 楽しませていたい [02:04.250]憂いをふくんで暗い [02:09.720]墨のような瞳 水で薄めてあげたい だから [02:20.390]金襴緞子(きんらんどんす)の [02:22.970]わたしのすがたを [02:26.340]もっと 見つめていて [02:30.970]お魚の接吻(キス)は [02:33.920]かるく触れあうだけで シャボン玉 [02:40.250] [02:41.090]むくわれない その気持ちは [02:46.790]わたしたちもおなじだよ / [02:51.510]「なげかないで」「なげかないで」 [02:56.760]遠くで 泣いた [03:02.930]夕暮れがきても 動かない背中 [03:08.970]なぜ ふるえてるの / [03:13.560]あなたをいじめる、かなしみ / [03:17.910]忘れさせてあげたいの [03:22.690] [03:24.340]金襴緞子の わたしのすがたに [03:30.310]眼を細めていて [03:34.980]お金魚の接吻は [03:38.030]かるく触れあうだけで シャボン玉 [03:45.250]