作曲 : 中村裕介 作词 : 田久保真見 歌 翡翠(井上和彦) 潮騒に 瞳を閉じる君の 白い背中を 薄紅貝で飾ろう どこまでも 紫檀(むらさき)の海よ 彼方からふと 嬌声が 私を呼ぶ 美しい君を 汚したくなくて 何故か 身体 離した 恋と遊戯び 生きた人生(ひび)を 悔やむなんて 可笑しいね 漂流船の つもりだった 素肌の海を 流離って… 幾千の 夜光虫それは かもめや青空に 見せられぬ 海の涙 私の頬を 両手で包んだ 君の 罪な 無邪気さ 恋と遊戯び 生きた果てに 愛しすぎて 抱けないね 漂流船の つもりだった 冷えた心が 北極星(ほし)を見る… 恋と遊戯び 生きた人生(ひび)を 悔やむなんて 可笑しいね 漂流船の つもりだった 素肌の海を 流離って… 「哀しい顔をしてる」なんて 言われたのは 初めてさ 後悔という 名の幸福よ そして心が 泣き出した…