作词 : 田久保真見 作曲 : 高井ウララ 幸鷹:絹雲(くも)の如くささやかでも 太陽を守れたら 彰紋:いつの時も影となりて 光を支えたくて 幸鷹:何故 過去をふり向けば ああ草陽炎 彰紋:今 薫風(かぜ)の道に似た 境界線 越えてみようか 2人:あなたと出逢い 初めて知った 薄紅(うすべに)の想いが あることを 閉じた心の壁に 幾千の花 描(か)き込むような その微笑みよ 幸鷹:伏せて迷う貝合わせは 憂いを隠す我が身 彰紋:綴る文字が迷路に見え ふと書(しょ)の筆を止める 幸鷹:そっと 透廊(すきろう)に立てば ああ蝉時雨 彰紋:ただ 思いのまま鳴く その姿に 胸を打たれて 2人:あなたを慕い 初めて知った 戸惑いも迷いも 美しい 願う気持ちを夢と 呼ぶのならそう あなたこそ夢 幸鷹:・・・あの空を行く雲は 自由と言えども孤独 彰紋:あしもとに繋がれた 影法師よ舞い上がれ・・・ 幸鷹:あなたが泣いて 初めて知った あざやかな涙が あることを 彰紋:胸と胸とに架かる 幾千の虹 想いは届く 2人:あなたと出逢い 初めて知った 影のない光が あることを 時の流れの風情 咲き誇る四季 黒白(こくびゃく)の日が 色彩を持つ ・・・あなたに逢えて 幸福を知る・・・