作曲 : Urara 作词 : 田久保真見 「遥かなる時空の中で2」より 編曲:五島 翔 歌:彰紋(宮田幸季) 明日から欠ける満月 滿ち足りても刹那よ あなたを恋う苦しみは 永遠の至福となる 衣擦れの音が 透廊(すきろう)を渡る 瑠璃の毬(まり)香炉 空薫物を 咲き乱れる花を敷いた 夢の褥(しとね) あなただけに 心は上弦の月 募る想いおさえて あなたを待つ切なさが 真実の至福となる ふるえる素顏に 薰りだけまとい 涙の在り処を 扇でかくす 虹の系で織らせてみた 衣(ころも)に袖を 通しておくれ 紫檀(したん)の箱に閉じ込め 誰にも見せたくない 小指を繫いだだけで 身も魂(こころ)も滿ち足りる 微笑むあなたを誰も 傷つけたりできない ただひとつ守りたいもの 奪わせたりはしない 儚き移り香となり せめてそばで眠ろう あなたを恋う苦しみは 永遠の至福となる