作曲 : 津田考平 作词 : 田久保真見 雨だれを数え 更けゆく 短き夜(よ)のその長さ 透廊を渡る ほたる火 行きて戻るだけ 胸に しまいこんだ 数えきれない あなたよ 想いの 真ん中 ああ 恋の初風 吹き抜ければ…… くるくると廻る 夢の万華鏡 切なさが もう止まらない きらきらと あなたが今 煌(きらめ)いて 消えて現れる 幾千の微笑みよ 龍笛(ふえ)の音(ね)はあなた 探して 儚き夜に迷い込む 一枚の御簾を くぐれず 遙れて惑うだけ 何故か 言えないほど こんなに好きな あなたよ 想いの 真ん中 ああ 恋の時雨が 降りしきれば…… くるくると廻る 夢の万華鏡 愛しさを そう映し出す きらきらと 涙が今 煌いて 胸を締まつける 幾千の泣き顔よ 待っていてください ああ いつの日か 光になれる その日まで あなたという光に ああ 包まれて 強くなりたくて…… くるくると廻る 恋の万華鏡 喜びも そう悲しみも きらきらと すべてが今 煌いて 夢と切なさが 彩(いろど)る物語