作曲:今泉洋 作詞:田久保真見 歌:源頼久(三木眞一郎) 篭の蛍は 朝陽に消えてゆく星の運命(さだめ) 飛びたいだろう 夜露が残る野にそう解き放した 自分ではない自分がここにいる 暁闇(あかつきやみ) 脱ぎ捨てられた銀色の空蝉 時のぬけ殻 夜明けを待ちながら 貴方こそ我が夜明けだと知った ああ 貴方の涙流れる涙しなやかな滝のごとく強く 愚かな過去(ひび)を果てなき罪を 浄めるがごとく我が胸打つ 熱き禊となった 白鷺が飛ぶ 真白き無垢な羽根美しくて 貴方を追って繋がれた心が 羽ばたいてゆく 夜明けを抱きながら 貴方こそ我が夜明けだと慕う ああ 貴方の笑顔あふれる笑顔清らかな夢のごとく光り 迷いの刻(とき)を憂いの跡を 浄めるがごとく痛みを消す ただの男(ひとり)になれる ああ 貴方の笑顔あふれる笑顔清らかな夢のごとく光り 迷いの刻(とき)を憂いの跡を 浄めるがごとく痛みを消す ただの男(おとこ)になれる