春の小さなひだまりに 君が残した memory 笑顔なくしたその先で サヨナラひとつ 落ちる 遠い記憶の片隅に 置かれたままの恋は 不意に大きく息をして かなしみひとつ 落とす 手をつないで歩いた 帰り道にはいつもの夕日 オレンジ色 君の姿が 僕の脳裡で ぼんやりにじむ 零れてゆく君への想い 繫いだ手は離れ 色褪せることだけを知った 想い儚く 重なることさえない心 気づかないふりをして 「愛している、そばにいて欲しい」と 最後まで言えなかった 春の風吹く桜途(さくらみち) 遙か遠くに 見える 君の面影追いかけて せつなさひとつ落とす 君とした約束 守れないままでいてごめんね 僕はここに 変わらずいるよ 擦り切れた過去 抱きしめて 零れてゆく君への未練 隠すこともできずに 色褪せた時間(とき)は戻らない 想い消えても 色づくことを忘れた恋 気づかないふりをして 「愛していた」呟く声だけが 泣いてる気がしたんだ 零れてゆく君への未練 隠すこともできずに 色褪せた時間(とき)は戻らない 想い消えても 色づくことを忘れた恋 気づかないふりをして 「愛していた」呟く声だけが 泣いてる気がしたんだ 「サヨナラ、ダイスキだよ」