三澤秋 - epilogue 手(て)を開(ひら)き、空仰(そらあお)ぐ 目(め)を開(あ)けて、空(そら)を見(み)る かたくなに遠(とお)ざけた 光(ひか)る海(うみ) 風(かぜ)のうた 鮮(あざ)やかないのちの色(いろ) 聞(き)こえてるいのちの声(こえ) はじめからその中(なか)に揺ら(ゆ)れていた かたくなに遠(とお)ざけた 光(ひか)る虹(にじ) 鳥(とり)のうた 健(すこ)やかないのちの色(いろ) あふれてるいのちの声(こえ) はじめからその中(なか)に揺(ゆ)れていた 手(て)を開(ひら)き、空仰(そらあお)ぐ 目(め)を開(あ)けて、空(そら)を見(み)る さあ おはよう 眩(まぶ)しい太陽(たいよう)の下(した) やわらかな足跡(あしあと)が続(つづ)いていく 終わり...