「暁の祈り」 凍てつく心たぐり寄せて そっと抱く春の木洩れ日 永き嵐もやがては凪いで 傷は癒えゆくでしょう 朱に染まる大空に ふたり願いし夢重ね 握り締めた君の手を もう二度と 離さぬよう ふるえ泣いてた生命たちよ 決して輝きを止めないで 疑うことも、争うことも 人の性だけれど 遥かな闇の彼方に 今響く愛の調べ 永遠に絶やさぬよに ぬくもり抱きしめて 時を超え 分かたれても 惹かれ合い、求めた運命に すべてを受け入れて 口づけを 光の雨降り注ぎ 僕は君と歩いてゆく 頬濡らした幾千の涙よ 花となれ 時を越えて 終わり