詞:石川智晶 曲:石川智晶 スイッチが入ったら 世界の裏側を 転がり落ちてくる あの橋の下の 掃き溜めのように キレイゴトですまされない 1から10までパーツ 全部揃えても 今の私じゃ何も 使えないよ 手の腹を伝うてんとう 虫の赤い点から 思わぬ火が 付くこと恐れてる スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に 噛まれるような 濃すぎる景色がある アクリルガラスの 冷たいドームの中は 膝を抱えて座る 静けさだけ この手で増やした 瓦礫の中に 置き去りにした感情は 絶えず点滅してる スイッチが入ったら 最大の強みは自分を 知らないこと 心ごと全部乗っ取る くらいの 誰かのウィルスになる 初めて抱きしめた 人形に息を吹きかけては 私の分身につぶやいてきた ものを探そう 向こう見ずな風が 髪を揺らしていく そのきっかけを探している スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に噛まれるような スイッチが入ったら 最大の強みは自分を 知らないこと 心ごと全部乗っ取る くらいの 誰かのウィルスになる