なみだこぼしても
あせにまみれたえがおのなかじゃ
だれをきづいてはくれない
だから　あなたのなみだをぼくはしらない
たやすことなく
ぼくのこころにともされていた
やさしいあかりは
あなたがくれたりゆうなきあいのあかし
やわらかなひだまりがつつむ　せなかに?
ポツリ　はなしかけながら
いつかこんなひがくることも
きっと　きっと　きっと
わかってたはずなのに
きえそうに　さきそうな
つぼみが　ことしもぼくをまってる?
てのひらじゃつかめない?
かぜにおどるはなびら
たちどまるかたにヒラリ
じょうずにのせて　わらってみせた
あなたをおもいだす
ひとり
ビルのたにまに
うもれたゆめも　いつかめぶいて
はなをさかすだろう
しるんじたゆめはさくばしょをえらばない
ぼくら　このまちにおとされたかげぼうし
みんなひかりをさがして
かさなりあうときのながれも
きっと　きっと　きっと
おいこせるひがくるさ
かぜのないせんろみち
ごがつのみそらはあおくさびしく
うごかないちぎれぐも　いつまでもうかべてた
どこにももうもどれない
ぼくのようだとささやくかぜに
キラリまいおちてく
なみだ
きりぎわにもう一いちど
ひらくはなびらは　あなたのように
きこえないがんばれを
にぎったりょうてになんどもくれた
きえそうに　さきそうな
つぼみがことしもぼくをまってる?
いまもまだつかめない　あなたとえがいたゆめ
たちどまるぼくのそばで
やさしくひらくえがおのような
つぼみをさがしてる
そらに