せまる西日 一筋の線 帰り道の 懐かしい日々 白黒の 手を伸ばす 雲の線まで 飛行機雲 掴めなくても いつか忘れるなら あの日の空を絵に残そう いつも二人で見た 泣きそうなくらい染まる空を 描き終えた 二人だけの空 片方だけが欠けたって 刻む時の音が 僕らの思い出を遠ざける 空は変わらぬまま 立ち尽くす僕らを照らした いつか忘れるなら この日の空も絵に残そう いつか忘れるけど この日々も大切に過ごそう 空は今も変わらず イマと過去を繋げる 朝は廻りアスへと 巡りゆく