[00:02.134] [00:44.902]囚われたきみよ。 [00:48.151]壁を這うぼくたちがお話をしよう。 [00:54.888]逃げる方法を教えるさ。 [00:59.209] [01:12.330]この部屋は湿り陰鬱としていて。 [01:18.978]天井に小さな穴が開いているだけだ。 [01:25.882]さあぼくたちを食べて。出してあげる。 [01:32.877]あそこまで這って、ここを逃げ出そう。 [01:39.647]少しずつ縮んでいくから、世界が大きくなる。 [01:46.534]お気に入りのドレスもここに置いていくことになるだろう。 [01:55.079] [02:21.480]あ、あ、あ、あ、あ、あ! [02:22.771] [02:35.466]ああ! [02:36.572]ぼくたちを食んだ、変化するよ。 [02:42.378]手足が短くなって同じにね。 [02:49.128]何も疑わず、ぼくたちを食んだろう。 [02:58.101]囚われた理由も知らずに、「たすけて」の言葉。 [03:07.082]繰り返し言うきみ、泣き喚くだけ。 [03:16.508]少しずつ縮んでいくから、世界が大きくなる。 [03:23.421]お気に入りのドレスもここに置いていくことになる。 [03:30.143]気がつけば、すべてが変貌。 [03:33.697]既視感に包まれる。 [03:37.125]思い出したのかい? [03:39.717]今更、謝っても遅いのだけど。