Silence つややかな絹糸を降らせて 或る朝早く公園を包む 重い瞼をあけるように 水蓮が音をたててた July to be awaking 蜘蛛の巣のビーズ刺繍に 数えきれず映っていた July to be shining 愛はあのひとがくれたの 愛はただ私の中にあったの 夏のfantasy Silence 影の無い夢のような小径に 今思い出が煙ってるそれは 古いフィルムを止めるように 風がひととき凪いていた July to be quiet 杏の木を揺らしながら 鳥たちがついばんでいった July to be free 哀しみはどこから来るの 喜びはどこへ流れてゆくの 誰もわからない 愛はあのひとがくれたの 愛はただ私の中にあったの 誰もわからない 厚いページを開くように雲間から光差してた July to be awaking 水面に停まる妖精が 数えきれぬ輪になってた July to be shining この世界でひとりだけの この生命で一度きりの私 誰かおしえてよ 愛はあのひとがくれたの 愛はただ私の中にあったの 夏のfantasy