[ti:] [ar:] [al:] [00:00.00]Music [00:12.05](そおっと ひゆるりらゝ) [00:16.28](今は ひゆるりらゝ) [00:23.40]窓から吹き込んできた [00:27.54]さざ波でその栞 [00:32.17]ひらゝゝ床に落として [00:36.20]ページを探している [00:40.47]この短い季節と同じ [00:44.28]常しえの幸福は無いのだけれど [00:48.68]きっと今だけは愛しているままでいたい [00:57.05]すうっと ひゆるりらゝ [01:01.01]辷る ひゆるりらゝ [01:05.38]黄金の木の葉 ふと舞って [01:09.61]二人のすき間 すり抜ける [01:14.05]暮れる ひゆるりらゝ [01:18.20]紅く ひゆるりらゝ [01:22.39]儚い空もまた巡り来る [01:26.99]暦を周って [01:33.63]風が尽きるまで [01:42.27]しとゝゝ秋雨でさえ [01:46.96]騒々しい一時 [01:50.82]金木犀満ちるような日々 [01:55.30]何時迄でも続けばいいのだけれど [01:59.70]きっと今だけは愛しているままでいたい [02:07.66]ざあっと ひゆるりらゝ [02:11.65]葉擦る ひゆるりらゝ [02:16.17]躍った歩幅 揃えたら [02:20.38]木漏れ日くぐる 結いた手 [02:25.12]秋は ひゆるりらゝ [02:29.10]刹那 ひゆるりらゝ [02:33.45]足跡 ふたつ並んで続く [02:37.88]轍は遥かに 風の終わるまで [02:45.96]風の行く方へ あゝ [02:52.13] [02:59.67]凩の合図で [03:03.87]季節が散っても [03:08.10]咲くのは待てるさ [03:12.46]一人じゃなきゃ [03:16.41]ふうっと ひゆるりらゝ [03:20.45]息が ひゆるりらゝ [03:24.74]物言えば唇寒いから [03:29.34]言葉はいらない いらない! [03:35.76]ずうっと ひゆるりらゝ [03:39.72]亙る ひゆるりらゝ [03:44.21]飛行機雲が碧と蒼 [03:48.38]隔てに路が架かるように [03:52.97]揺れる ひゆるりらゝ [03:56.78]紅葉 ひゆるりらゝ [04:01.40]呉藍の中 霞んで飛んだ [04:05.97]二つの蜻蛉のように [04:12.21]風が止まるまで [04:20.71](そおっと ひゆるりらゝ) [04:24.49](今は ひゆるりらゝ)