[00:23.650]北の街ではもう [00:29.910]悲しみを暖炉で [00:35.620]燃やしはじめてるらしい [00:41.260]理由のわからないことで [00:45.940]悩んでいるうち [00:51.990]老いぼれてしまうから [00:57.600]黙りとおした 歳月を [01:03.600]ひろい集めて 暖めあおう [01:11.780]襟裳の春は 何もない春です [01:25.140] [01:34.0]君は二杯めだよね [01:39.390]コーヒーカップに [01:45.120]角砂糖をひとつだったね [01:49.960]捨てて来て?まった [01:55.810]わずらわしさだけを [02:01.570]くるくるかきまわして [02:06.880]通りすぎた 夏の匂い [02:12.980]想い出して 懐かしいね [02:21.680]襟裳の春は 何もない春です [02:35.210] [02:43.790]日々の暮らしはいやでも [02:49.410]やってくるけど [02:55.120]静かに笑ってしまおう [03:00.770]いじけることだけが [03:06.300]生きることだと [03:11.830]飼い馴らしすぎたので [03:17.440]身構えながら 話すなんて [03:23.570]ああ おくびょう なんだよね [03:32.300]襟裳の春は 何もない春です [03:43.430]寒い友だちが 訪ねてきたよ [03:54.440]遠慮はいらないから [04:00.520]暖まってゆきなよ [04:10.940]