[00:23.850]こんな私も 春には都会で [00:29.730]笑いころげて くらしてた [00:35.550]せまい部屋でも 小鳥を飼って [00:41.550]好きな男に もたれてた [00:48.050]北国行きの 列車に乗\って [00:53.800]流れる景色に 泣いたのは [00:59.350]夏から 秋の境い目で [01:05.550]すべてがかげる頃のこと [01:11.620]ああ 海峡に 日が落ちる [01:25.000] [01:34.900]そして私は 無口になって [01:41.050]波の音きき 生きている [01:46.900]鴎ばかりが にぎわう海を [01:52.700]日がな一日 見つめてる [01:59.300]落ち着き場所も まだ決めかねて [02:05.050]荷物もとかずに 部屋の隅 [02:10.650]秋から冬へ 日が移り [02:17.070]死にたくなれば それもよい [02:22.900]ああ 海峡に 雪が舞う [02:34.900]浮灯台が 身をもみながら [02:40.750]港のはずれに かすむのは [02:46.300]冬から春へとかけ足で [02:52.750]女の胸も とける頃 [02:58.680]ああ 海峡に 風が吹く