いつも見上げる 崩れた天井を 歪なまま 空の形 横切る星に 願いを乗せても 今は 叶わない 初めてあなたが 心の熱教えてくれた その温かい手も その優しい声も 私の中にまだ… 白い鳥に願う 罪の終わり 新しい朝の向こうに 自由な空 あなたが羽ばたけば どこまでも飛べる 明日は 私を翼に変えて 冷たい壁と 揺れる青い水 落ちた鳥が 土に帰る 広がる夜空 手を伸ばしても 星には 届かない 初めてあなたが 静かな熱伝えてくれた あの広い背中も あの綺麗な両目も 私の中にまだ… 白い鳥に願う 夜の果てで ふたりだけ手と手重ねた 溶け合う時 あなたを包み込む 空と繋がれたそこまで 今 開かれた世界で 白い鳥に願う 罪の終わり 新しい朝の向こうに 自由な空 あなたが羽ばたけば どこまでも飛べる 私は あなたの羽 夏の夜の夢を あなたと見た 穏やかな 愛おしい日々を 失っても あなたが笑えれば それだけでもいい 明日に あなたが居てほしいだけ