[00:00.00]  [00:24.69]鏡を映す [00:30.15]眼球に巣食う蟻が溢れ頬を伝った [00:35.90]球面の疵 [00:41.29]痒みは無意識に潜む [00:46.75]  [00:47.01]爪の先が短い [00:49.66]爪の先が足りない [00:52.27]爪の先が愛しい [00:55.18]君の爪はもうない [00:58.26]  [00:59.16]MotherGooseを聞きながら [01:01.60]焦がれる夜を夢みてた [01:04.56]シーツを汚したものは [01:07.24]教えてあげない [01:10.05]OverDoseに揺れながら [01:12.71]痺れる舌に絵を描いた [01:15.68]清冽な君の朝に [01:18.35]声は届かない [01:21.30]  [01:32.35]金色の花 [01:37.74]ゆらゆらとゆらめくゆらとゆらゆらめいている [01:43.57]椅子の心臓 [01:48.80]鼓動に虫ピンを刺して [01:54.36]  [01:54.66]凍る指は輝き [01:57.24]凍る喉はさざめき [01:59.97]凍る目は麗しく [02:02.74]飽きるまで取っておこう [02:05.85]  [02:06.92]天井を見つめている [02:09.29]網膜を這う蟻の影 [02:12.22]舌の下の苦味で [02:14.81]七色に染まる [02:17.74]筆の先をひたした [02:20.33]水素色の万華鏡は [02:23.26]孤独にじむイデアを [02:26.02]塗り潰していく [02:29.27]  [03:12.46]耳疼く蟻の声 [03:15.18]糸と成す蟻の列 [03:17.92]噛み潰す蟻の味 [03:20.67]噛み千切り髪の味 [03:23.81]  [03:26.03]MotherGooseを聞きながら [03:28.50]焦がれる夜を夢みてた [03:31.44]シーツを汚したものは [03:34.05]教えてあげない [03:36.74]  [03:37.09]OverDoseに揺れながら [03:39.56]痺れる舌に絵を描いた [03:42.40]清冽な君の朝に [03:45.15]声は届かない [03:47.96]  [03:48.21]MeatSauceを舐めながら [03:50.68]君の瞳にくちづけた [03:53.51]シーツを汚した君は [03:56.21]二度と動かない [03:59.71]