[00:00.000] 作曲 : 无
[00:00.029] 作词 : 无
[00:00.88]夜に浮かんでいた
[00:04.29]海月のような月が爆ぜた
[00:07.68]バス停の背を覗けば
[00:11.16]あの夏の君が頭にいる
[00:21.32]だけ
[00:28.32]鳥居 乾いた雲
[00:31.67]夏の匂いが頬を撫でる
[00:35.06]大人になるまでほら
[00:39.07]背伸びしたままで
[00:41.99]遊び疲れたら
[00:45.43]バス停裏で空でも見よう
[00:48.88]じきに夏が暮れても
[00:52.28]きっときっと覚えてるから
[00:56.19]追いつけないまま大人になって
[00:59.56]君のポケットに夜が咲く
[01:02.94]口に出せないなら僕は一人だ
[01:06.34]それでいいからもう諦めてる
[01:12.93]だけ
[01:26.38]夏日 乾いた雲
[01:29.97]山桜桃梅 錆びた標識
[01:33.47]記憶の中はいつも夏の匂いがする
[01:40.24]写真なんて紙切れだ
[01:43.72]思い出なんてただの塵だ
[01:47.16]それがわからないから
[01:50.54]口を噤んだまま
[01:53.91]絶えず君のいこふ
[01:56.99]記憶に夏野の石一つ
[02:01.27]俯いたまま大人になって
[02:04.68]追いつけない ただ君に晴れ
[02:08.07]口に出せないまま坂を上った
[02:11.47]僕らの影に夜が咲いていく
[02:31.93]俯いたまま大人になった
[02:35.42]君が思うまま手を叩け
[02:38.81]陽の落ちる坂道を上って
[02:42.25]僕らの影は
[02:45.63]追いつけないまま大人になって
[02:49.03]君のポケットに夜が咲く
[02:52.37]口に出せなくても僕ら一つだ
[02:55.78]それでいいだろ、もう
[02:59.29]君の想い出を噛み締めてるだけ
[03:09.71]だけ