誰も知らぬ心 燃えるように満ちた羽が 誰も消せぬ記憶 炎 失わないようにと 失わないようにと 一人彷徨う十六夜の空 月が照らす銀色に 秘めた想いは空蝉の淵まで 追いかけるほどに切なさがこみ上げる 誰も知らぬ未来 吠えるように月に詠う 誰も云えぬ想い 歴史(あす)を刻み続けるように 刻み続けるように 時代(とき)は流れて暁の空 やがて染まる紅に けれど運命(さだめ)はいたずらに交わる 繰り返すほどに君を求め叫んだ 誰も知らぬ心 燃えるように満ちた羽が 誰も消せぬ記憶 炎 失わないようにと 誰も知らぬ未来 吠えるように月に詠う 誰も云えぬ想い 歴史(あす)を刻み続けるように 刻み続けるように 二人揺れる風に抱かれて 同じ時間を超えて たとえそれが真実じゃなくても 闇と光 重なって 誰も知らぬ心 燃えるように満ちた羽が 誰も消せぬ記憶 炎 失わないようにと 誰も知らぬ未来 吠えるように月に詠う 誰も云えぬ想い 歴史(あす)を刻み続けるように 刻み続けるように